(千葉市乳幼児健康支援一時預り事業)
1日の流れ
お預かり時
朝、8時ころから、予約したお子さん達がお母さんお父さんに連れられて登室します。
登室されたお子さんは、病状がどのような状況か、医師の診察、看護師・保育士の問診を受けます。
非常に病状が重い場合、たとえば脱水がひどいときとか、喘息発作でとても苦しがっているときなど、入院とか点滴とかが必要なお子さんは、保育は不可能と判断して、お断りし、保護者付添の上、必要な治療を受けていただきます。
お預かりしたお子さん達について、看護師と保育士がどのような点に配慮して保育看護を行っていったら良いか相談し計画を立てます。
保育中のすごし方
記録をとりながら保育をします。子どもたちは、遊んだり、横になったりと、自分のお家で病気の時にするように、くつろいだ、自由な時間を過ごせるように考えています。元気で遊べるような子には、ちょっとした製作をしたり、紙芝居をやったり、これは保育士の腕の見せ所です。
熱が高い子、食欲のない子、嘔吐や下痢のある子など、脱水になりやすい子に関しては、特に水分摂取の量について随時細かくチェックします。
また、鼻詰まりがひどかったり、咳や痰が多かったりする子には、鼻水や痰の吸引を行ったり、吸入を行ったりして、少しでもよい状態になるように看護します。
医院のお昼休みには、医師がもう一度みんなの病状をチェックします。ここで、具合があまり良くないときには、御両親に連絡してお迎えをお願いし、保育から治療に切り替えることもあります。
お迎え時
お迎えの時には、一日の様子(熱の高さ、便や尿の様子、食事の様子、水分摂取の量、どんな様子で遊んでいたか等)の報告を、書面にしてお渡しし、その後のご自宅での看護の参考になるようにしています。