【千葉市緑区】注射なしのインフルエンザ予防|経鼻ワクチン「フルミスト®」接種開始(2025年10月~)

まなこどもクリニックでは、2025年10月より「フルミスト®(経鼻インフルエンザ生ワクチン)」の接種を開始します。 注射が苦手なお子さんにも安心の「鼻にスプレーするだけ」のワクチンです。

フルミスト®とは?

  • 鼻からスプレーする「経鼻投与型」のインフルエンザワクチンです。
  • 従来の注射型(不活化ワクチン)とは異なり、生きた弱毒化ウイルスを用いた「生ワクチン」。
  • 自然感染に近い形で粘膜免疫と全身免疫の両方を刺激することで、自然な免疫反応が期待されます。
うさぎの鼻スプレー接種イラスト

✅ 効果と世界での実績

  • 注射とほぼ同等の効果が、様々な検討で確認されています(※1)。
  • 欧米諸国では2007年以降広く使用されており、その効果と安全性について長年の実績があります(※2)。
  • 日本では2023年に正式承認され、2024年より出荷開始。

🎯 対象となる方

  • 3歳以上~19歳未満で鼻の診察を嫌がらずに受けられるお子さん
  • ワクチン接種が初めてのお子さんにも使用可能(1回接種)

⚠ 接種できない方

  • 重度の免疫不全がある/免疫抑制薬を使用中
  • 妊娠中の方
  • アスピリンを長期使用している
  • 48時間以内にタミフル・リレンザなど抗インフル薬を使用
  • 気管支喘息の治療中の方
  • 中枢神経・内耳に奇形のある方、人工内耳埋め込み後の方

※事前に医師が安全性を確認いたします。

⚠ 接種に関して注意が必要な方

(※事前に医師が確認の上、接種するか最終決定します。)

  • 重度の免疫不全がある/免疫抑制薬を使用中の方と同居している
  • 妊婦さんと同居している、生後3ヶ月未満のお子さんと同居している
  • 48時間以内にタミフル・リレンザなど抗インフル薬を使用
  • ゼラチン・卵にアレルギーの既往がある

💬 よくある質問

Q:本当に注射と同じくらい効くの?
→ 日本小児科学会・厚生労働省の検討でも、従来の注射型ワクチンとほぼ同等の有効性が示されています。アメリカでは20年近い使用実績があり、小児への発症予防効果も確認されています。

Q:副反応はありますか?
→ 鼻水・鼻づまり、軽い咳・喉の違和感などがありますが、数日で回復することがほとんどです。重篤な副反応は極めて稀です。

📅 接種情報

  • 接種開始:2025年10月6日
  • 接種実施日:月水(10:00~12:00 / 15:30~17:00)、火(10:00~12:00 / 15:30~17:15)、土(10:00~12:00)
  • 接種回数:1回
  • 接種方法:両方の鼻に、0.1mlずつスプレー
  • 費用:8,000円(税別)
  • 予約方法:Web予約(接種日の60日前から予約可能、予約受付開始は9月6日(土)13時)

このページ最下部に予約リンクがあります!

🔼 注意事項

  • 一度に予約できるのは4名まで
  • 予約の変更やキャンセルはWebシステムから(接種日の2日前まで)
  • 当院受診が初めての方は事前のカルテ登録が必要です 下記お電話にお問合せください
  • ワクチン専用電話:080-5455-1780(月火水金 10:00〜13:00 / 15:00〜17:00)
  • 代表電話へのお問合せはご遠慮ください
  • インフルエンザワクチン外来での、診察・他のワクチン接種・健診は対応できません。あらかじめご了承ください
  • 接種予定の方は、当院専用の予診票をお手元にご用意いただき、すべての項目、および体温を記入の上ご持参ください。予診票は当院に置いてあります。このページの一番下のリンクからもダウンロードできます。

📍 当院について

  • まなこどもクリニック(千葉市緑区おゆみ野)
  • 駐車場完備/完全予約制

🧑‍⚕️ 監修

小児科専門医 原木 悠(まなこどもクリニック)

🔎 根拠と出典

  • (※1)日本小児科学会「経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方(2024年)」
  • (※2)厚生労働省「予防接種・ワクチンQ&A(2024年版)」
  • 第一三共 インタビューフォーム(第3版, 2024年)