症状一覧

2013年02月01日症状一覧

インフルエンザの登校登園停止期間

インフルエンザなどの学校感染症は、お休みしなければならない期間が学校保健安全法という法律で決まっています。
昨年4月に法律がかわって、お休み期間が変更になりました。
タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬により、すぐに解熱する場合が増えましたが、熱が下がっても感染力は5~7日程度は続きます。そのため、解熱後2日の登校基準では不十分という判断で、登校登園停止期間が長くなりました。

変更前;「解熱した後2日を経過するまで」
 ↓
変更後;「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(保育園幼稚園児では3日)を経過するまで」

日数のカウントがちょっとわかりにくいので、図にしてみます。発症した後5日、というのは、発熱の翌日を一日目とカウントします。

千葉市では、新型インフルエンザの流行以来、「発症後5日かつ解熱後2日」で統一して対応してきました。だから、あれ、変わっていないのでは、と思われる方も多いと思います。

インフルエンザは、とても感染しやすい病気です。一旦拡がり出すと、あっという間に増加し、学校生活にも影響を及ぼします。
たくさんの子どもたちが感染すれば、中には重症になる子どもも出てきます。ですから集団生活での感染拡大を防ぐことは、子どもたちの命を守るために、とても大切なことなのです。

長いお休みはおうちの方がちょっと大変ですが、この時期だけのことですのでがんばってくださいね。病児保育室も、ぜひご利用ください。利用者が多い時期なので、定員オーバーでご利用になれない場合もあるかもしれません。ごめんなさい!