症状一覧

2013年12月01日症状一覧

耳あか

小児科に行ったら、耳あかがあって鼓膜が見えないといわれました。
耳掃除は綿棒で毎日しているのに・・・。耳あかはどうやってとれば良いのでしょう。

おうちで無理に取る必要はありません。

耳あかは耳の入り口から1cm程度のところにたまります。
基本的にはひとりでに外に排出されるようになっていますので、お耳掃除は月に1回程度で十分です。
細い綿棒などを使い、そっと掻き出すようにお掃除してあげましょう。
綿棒で取ろうとすると、逆に耳あかを中に押し込んでしまい、奥の方にたまって取れなくなってしまうこともあります。
奥の方にいってしまった耳あかを、おうちで取るのは大変です。この場合、無理せずに耳鼻科の先生に取ってもらって下さい。
無理に耳掃除をして、子どもが暴れて鼓膜に穴があいてしまった、という例もあります。
耳あかがあまり固くなると、一回ではとれずに、耳あかを柔らかくする薬をたらしたりして何回も耳鼻科に通わなければならなくなります。
何年も放っておかずに、耳鼻科を受診するようにしましょう。

耳あかには耳の中の皮膚を保護する作用や抗菌作用などがあるそうです。
お耳掃除のしすぎは外耳炎の原因にもなりますので、注意しましょう。
お風呂上りも、綿棒で耳の水を取る必要はありません。
入り口をタオルでふくだけで大丈夫です。
あとは、体温で乾いてしまうそうです。
また、お子さんが自分で耳掃除をしようと綿棒を耳の中に入れてしまい、鼓膜を破ってしまうこともあります。
綿棒は小さいお子さんの手の届かないところにしまうようにして下さいね。