症状一覧

2024年05月26日症状一覧

起きた後の様子が普段と比べてぼーっとしている場合、緊急の症状です。なるべく早く医療機関を受診されることをお勧めします。

特に前日夜の夕飯を食べずに寝たなどのエピソードがある場合、低血糖になっている可能性が高くなります。まずは甘くて、誤嚥しにくい物を口の中に入れてあげてください。前日にけいれんがあった、熱があるなどの場合、髄膜炎・脳炎・脳症の可能性もあります。

指先から1滴血液をもらうことで血糖を測定することができます。
当院へ受診された際にも普段と明らかに様子が異なる場合は、さらに詳細な検査を行える大きな病院へご紹介する可能性があります。

血糖が低い場合は、まず糖分を補う治療をします。口から飲めそうであれば口から、嘔吐してしまうなど口からのめない状態であれば点滴で行います。明らかに意識がおかしい場合には、当院での治療には限界がありますので、大きな病院へご紹介します。

小さいお子さんの場合、体の中に蓄えられる血糖に限りがあり、低血糖になりやすいです。そのため、夕飯を抜いて寝てしまうのはできる限り避けてください。やむを得ず寝てしまう場合でも、糖分の補給は行うことをお勧めします。

朝起きた時にぼーっとしている場合は、なるべく早く糖分を取らせてあげましょう。低血糖の時間が長いと嘔気が出てきてしまうことがあります。

手足の麻痺