症状一覧
2024年06月07日症状一覧
やけど
どんな病気が考えられる?
やけどの重症度は損傷の深さ、および広さで重症度が決まります。お子さんの場合は大人と比べて皮膚が薄いために、やけどの範囲が広がりやすいといわれていますので、一度受診されることをおすすめします。また、受診していただいた場合も最初の段階では、やけどの深度評価が難しい場合があるので、複数回受診をお願いする場合があります。
また、顔面にもやけどがある場合には、気管にもやけどをしている可能性があるので、緊急受診をお勧めします。火傷が関節に及んでいる場合にも、治るときに瘢痕化して関節の動きを障害することがあるので、医療期間に受診しておいた方がよいでしょう。ほんの狭い範囲で、かつ赤くなっているのみであれば、自宅で冷やして様子を見てよいかもしれませんが、判断は難しいと思われるので、迷ったら受診をおすすめします。
治療の基本は、保湿と冷却です。保湿のためにプロペトなどの外用薬を局所に塗って、張り付かないガーゼで保護します。また、痛みが強い場合には、最初の数日間ステロイド軟膏を塗ることで痛みの緩和が期待できます。水疱ができている場合、範囲が狭くて破れていないきれいな水疱であればそのまま保存しておいた方が治りが速いと言われています。
やけどの部位、重症度によっては、大きな病院へご紹介することがあります。
まずは冷やしてください。どのような状況でやけどをしてしまったのかお聞きしますので、説明できるようにしておいていただけると受診時にスムーズです。
顔、口の回りにやけどをした場合は緊急です。すぐに医療機関を受診してください。
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