症状一覧

2024年06月08日症状一覧

異物誤飲

緊急の症状です。すぐに医療機関を受診しましょう。

特に磁石二つ、ボタン電池、とがったもの、大きなもの(直径2cm以上、長さ5cm以上)、タバコ(2cm以上)の誤嚥は危険です。胃よりも先に行ってしまうと経過観察するしかなくなってしまい、場合によっては手術が必要になってしまいます。早めの受診をお勧めします。

明らかに飲んだことがわかっている場合、飲んだ内容の詳細をお伺いして、必要があれば大きな病院へ紹介します。飲んだかどうかわからない場合には、レントゲンなどでお腹の中にあるか調べることがあります。

食道~胃の中にある間であれば内視鏡で取り出すことができます。お子さんの場合は麻酔をかける必要があるため、大きな病院への紹介対応となります。

誤飲は一瞬の隙をついて起こります。ご両親および保護者の方がどんなに気をつけていても飲んでしまうことがあります。そのため、誤飲したら危ない、飲み込めてしまう物はお子さんが絶対に取れない場所においておくことが大切です。
お子さんがどのくらいのサイズの物を飲めるかは、誤飲チェッカーという市販品で確かめることができます。
また、トイレットペーパーの芯も有用で、芯を通過できる物は飲み込めてしまうといわれています。是非一度ご自宅の中の物で、お子さんの手の届く範囲に飲み込めてしまうものがないかチェックしていただくことをお勧めいたします。